『勝ち負けがないじゃんけん、知ってますか?』

勝ち負けが存在しないじゃんけん

ゲーム解説の、のりにいです。

日本人なら誰でも知っている、じゃんけん。
勝ち負けを簡単に決められるので、便利ですよね。

しかし
勝ち負けが存在しないじゃんけんがあるって 知ってましたか?

勝ち負けのないじゃんけん『あうんじゃんけん』

『あうんじゃんけん』とは

相手に勝つ手を出すのではなく 相手と呼吸を合わせて出すテレパシーじゃんけんのことです。

とてもシンプルですが
普通のじゃんけんとは違い、とても奥が深いゲームです!


『あうん』とは何か?

【 阿吽(あうん)】とは
「阿吽の呼吸」「阿吽の仲」という言葉があるように

二人の人物が、呼吸まで合わさるように共に行動しているさま

を表します。

『普通のじゃんけんとの違い』

あうんじゃんけんでも、普通のじゃんけんと同じく
グー・チョキ・パーの3つの手の形を使います。

普通のじゃんけんでも
それぞれの手に、
意味(メタファー)が込められていますよね。

グー:石
チョキ:はさみ
パー:紙

グーはチョキに勝ち、チョキはパーに勝ち、そして、パーはグーに勝つ。

しかし、あうんじゃんけんではそれぞれの手に
普通のじゃんけんとは違う意味(メタファー)を込めています。

グー:夢・ビジョンや理念・受け取る

チョキ:計画や戦略を立てる、加工・細分化する

パー:実行する、行動指針を作る、届ける・手放す

このそれぞれの意味を元に 自分の気持ちや相手の気持ちを感じながら手を出します。

「勝つため」ではなく
相手と「心を通じ合わせる」のです。

『あうんじゃんけんの2つの側面』

相手と呼吸を合わせるということは
相手が考えていることを予想するということです。

しかし、それは必ずしも
「自分が相手と同じになること」を意味しているわけではありません。

①お互いが感じて、心を一つにする ことはもちろんのこと

②お互いの役割や強みを見つけて、それぞれが違うことをする

という呼吸合わせもあります。

チームで行動するときには
「目標」は同じ方が良いですけど 「役割」はそれぞれ違う方が良いですよね。

次回では、あうんじゃんけんの遊び方と その効果について書きます!